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令和 4年  9月16日 総務常任委員会−09月16日-01号

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  1. 高崎市議会 2022-09-16
    令和 4年  9月16日 総務常任委員会−09月16日-01号


    取得元: 高崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年  9月16日 総務常任委員会−09月16日-01号令和 4年  9月16日 総務常任委員会   令和4年高崎市議会総務常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                   令和4年9月16日(金曜日)   ────────────────────────────────────────────                  総務常任委員会次第                                     令和4年9月16日(金)                                     第1委員会室 午前10時 1 議  題 (1)議案の審査    議案第71号 高崎市過疎地域持続的発展計画の変更について    議案第74号 高崎市職員の定年等に関する条例等の一部改正について    議案第75号 高崎市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    議案第76号 高崎市職員退職手当に関する条例の一部改正について    議案第77号 高崎市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について    議案第82号 公立大学法人高崎経済大学第3期中期目標を定めることについて    議案第83号 令和4年度高崎市一般会計補正予算(第6号)(所管部分)    議案第67号 令和3年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について(所管部分) (2)請願の審査
       請願第 3 号 日本政府に核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書の採択について 2 報告事項 (1)第22回市民の声アンケートの実施について                  (総 務 部) 3 その他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(12人)   委 員 長   時  田  裕  之  君     副委員長   中  村  さ と 美  君   委  員   大 河 原  吉  明  君     委  員   荒  木  征  二  君   委  員   依  田  好  明  君     委  員   堀  口     順  君   委  員   飯  塚  邦  広  君     委  員   松  本  賢  一  君   委  員   石  川     徹  君     委  員   田  中  治  男  君   議  長   根  岸  赴  夫  君     副 議 長   後  閑  賢  二  君   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長      富  岡  賢  治  君   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   総務部長    曽  根  光  広  君   総務部次長   青  木  信  幸  君   秘書課長    岩  森  令  祐  君   企画調整課長(兼)コンプライアンス室次長    防災安全課長  中  村  剛  志  君           村  上  正  和  君   職員課長    渋  澤  康  行  君   情報政策課長  木  本  弘  幸  君   文化課長    小  峰  好  恵  君   文化課美術館副館長(兼)事務長                                   高  橋  弘  之  君   文化課染料植物園長               スポーツ課長  宇 津 木  金 刀 也  君           猪  狩  啓  子  君   広報広聴課長  松  田  和  也  君   財務部長    南  雲  孝  志  君   財政課長    天  田  順  久  君   管財課長    阿 久 澤     健  君   市民税課長   堀  越  昭  仁  君   資産税課長   後  閑  善  行  君   納税課長    外  所  康  信  君   倉渕支所長   塚  越  好  博  君   倉渕支所地域振興課長              倉渕支所税務課長小  見  一  秀  君           石  川  明  彦  君   箕郷支所長   新  井     修  君   箕郷支所地域振興課長                                   佐  藤  久  夫  君   箕郷支所税務課長清  水  琢  磨  君   群馬支所長   松  本     伸  君   群馬支所地域振興課長              群馬支所税務課長細  野  和  美  君           塚  越  直  樹  君   新町支所長   御 園 生  敏  寿  君   新町支所地域振興課長                                   戸  塚  和  也  君   新町支所税務課長藤  野  泰  宏  君   榛名支所長   太  田  直  樹  君   榛名支所地域振興課長              榛名支所税務課長福  島  康  秀  君           津 久 井  光  明  君   榛名支所産業観光課長              吉井支所長   田  代  有  史  君           近  藤  浩  司  君   吉井支所地域振興課長              吉井支所税務課長吉  井  み ど り  君           高  麗  和  男  君   会計管理者   志  田     登  君   会計課長    冨 加 津     豊  君   選挙管理委員会事務局長(併任)         選挙管理委員会事務局次長           曽  根  光  広  君           上  野  和  男  君   代表監査委員  小  泉  貴 代 子  君   監査委員事務局長吉  井  秀  広  君   消防局長    中  村     均  君   消防局次長   甘  田  明  広  君   総務課長    高  野     敦  君   予防課長    清  水  淳  一  君   警防課長    江  積  明  博  君   救急課長    黒  崎  信  男  君   通信指令課長  小  林  一  彦  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   事務局長    大 河 原  博  幸      庶務課長    庄     佳  子   議事課長    坂  口  圭  吾      議事課長補佐(兼)議事担当係長                                   門  倉  直  希   議事課主査   井  田  悠  子      議事課主任主事 関  口  由  啓   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前10時00分開会 ○委員長(時田裕之君) おはようございます。  ただいまから総務常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長(時田裕之君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴は、あらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △開議 ○委員長(時田裕之君) それでは、本日の会議に入ります。  本日の会議は、お手元に配付の次第に従い進行いたします。なお、決算認定議案及び補正予算議案の審査については、次第の裏面に記載のとおり進めたいと思います。  この際、委員会の運営上お願いします。本日の会議は、会議規則第118条第1項の規定により、委員1人当たりの発言時間を30分程度としたいと思いますので、委員からの質疑は内容を簡潔にされるとともに、議題の範囲を超えないよう1問ずつお願いいたします。また、執行部は質疑の趣旨を的確に捉え、簡潔な答弁を行ってください。なお、発言に際しては、マイクを意識し、聞き取りやすい質疑、答弁に努めてください。  以上、円滑な委員会運営に御協力をお願いいたします。   ──────────────────────────────────────────── △議案の審査  議案第71号 高崎市過疎地域持続的発展計画の変更について  議案第74号 高崎市職員の定年等に関する条例等の一部改正について  議案第75号 高崎市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  議案第76号 高崎市職員退職手当に関する条例の一部改正について  議案第77号 高崎市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について  議案第82号 公立大学法人高崎経済大学第3期中期目標を定めることについて  議案第83号 令和4年度高崎市一般会計補正予算(第6号)(所管部分)  議案第67号 令和3年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について(所管部分) ○委員長(時田裕之君) それでは、議案の審査に入ります。  定例会議案を御用意いただき、83ページをお開きください。  議案第71号 高崎市過疎地域持続的発展計画の変更についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第71号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(時田裕之君) 起立全員です。  よって、議案第71号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  91ページをお開きください。
     議案第74号 高崎市職員の定年等に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) 幾つかお聞きしていきたいと思います。定年延長につきまして、職員の関心も高いところなので。まず、今回の条例改正は、全国一律に、定年延長に向かって全国の自治体がこのような条例改正に取りかかっている頃と思います。同じ時期にやっていることと思いますが、この条例改正というのは、総務省のほうからまずモデルか何かが示されて、それにのっとってつくり上げていくものなのか、あるいは職員課さんのほうでゼロからたたき上げてここまで仕上げてきたものなのか、この辺りの経過をお知らせいただきたいと思います。 ◎職員課長渋澤康行君) 今回の制度改正の趣旨でございますけれども、少子高齢化に伴う労働人口の減少に伴いまして、そういった社会的課題に対応するため、また組織の活力を維持しつつ高齢層職員の知識や経験を生かすことができるよう、そういった趣旨を踏まえて地方公務員法が改正されたことに伴いまして、本市におきましても条例を改正し、対応していきたいと考えているところでございます。 ◆委員(荒木征二君) 趣旨は分かりました。それで、今回、定年延長では、60歳を迎えて3月31日に向かう方は、降任されるか、定年前再任用短時間勤務職員の道を選ぶか、あるいは60歳で私は退職したいという、大きく3つの選択肢があるかと思うのですけれども、この辺の意思決定というか、意思表示というのは、時期的にはいつ頃になる御予定でしょうか。 ◎職員課長渋澤康行君) 60歳を迎える職員への意向調査ということでございますけれども、現在も、定年を迎える職員に対しまして、再任用職員としての勤務の意向調査を、60歳になる年度の10月頃に行っております。今後は、職員の採用計画にも影響が出てくるものと考えられますので、定年を迎える年の前年度において、対象者に対し、60歳以降の勤務の希望調査を行いたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) 令和5年度は10月だけども、令和6年度以降は前年度に入ってくるということですか。すみません、確認です。 ◎職員課長渋澤康行君) 今年度定年退職される方は、60歳で定年退職ということですので、今までどおりということでございます。来年度60歳を迎える方につきましては、今回の条例改正が行われ次第、意向調査を行ってまいりたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) すみません。よく分かりました。恐らく降任を選ばれる方と定年前再任用短時間を選ばれる方で、簡単に言うとフルタイムとパートタイムの定数の割合があると思いますので、なるべく早めに把握されることが望ましいかなというふうに思います。  それで、降任の具体的なイメージを実例でちょっとお示しいただきたいのですけれども、今日ここにいらっしゃる部長さん、あるいは次長さんといった方が60歳で3月31日を迎えて、4月1日になったときは、高崎市の職階でいうところのどういう位置づけになるのか。課長さん、課長補佐さんもそうですかね。どういった移行をされるのかを具体的にお示しいただきたいと思います。 ◎職員課長渋澤康行君) 係長以上の管理職につきましては、管理監督職勤務上限年齢制の導入に伴いまして、管理職以外の職に降任となります。降任となる職としましては、全て主査を想定しております。 ◆委員(荒木征二君) 部長さんであうろうと、係長さんであろうと、4月1日を迎えると皆主査ということですか。  それで、具体的なケースもちょっと聞いてみたいと思うのですけれども、保育所です。保育所の所長、園長先生というのは、係長あるいは課長補佐の処遇で今やっていらっしゃると思うのですけれども、60歳で4月1日を迎えると降任ということなので、一保育士に戻るというイメージになるのか。ですから、今まで所長、園長先生をやられていた方が、60歳の4月1日からは子どもたちを直接保育する立場に、こういった形になってくるイメージですか。 ◎職員課長渋澤康行君) そのとおりでございまして、一般職である主査に降任となり、他の保育士と同様に勤務をしていただくことになります。 ◆委員(荒木征二君) よく御存じと思いますけど、保育所の保育士は激務というか、肉体労働の最たるものでして、額面どおりに、では60歳の4月1日からは、あなたはアヒル組ですよと、ハト組ですよというのが果たして現実的なものかどうか。私は、今非常に危ういかなというところも考えておりますので、ぜひ子育て支援の担当部ともじっくり御協議いただきまして、そんなことなら私は退職したいわという方が軒並み出てきてしまうようなことも私は恐れておりますので、私は一個人の懸念として、これをちょっと申し添えておきたいと思います。  また、同じような話で、現業職につきましてもお聞きしてみたいと思います。現業職員の方は、係長になられる方もいらっしゃるのですけど、数名だと思います。ほとんどの方が指導運転技士とかという形で、多分60歳の4月1日を迎えると思うのですけども、そういった方々は降任ということにはならないと思うのです。そうすると、3月31日までと4月1日以後の仕事の内容は変わらないという考え方で、イメージでよろしいでしょうか。 ◎職員課長渋澤康行君) そのとおりでございまして、基本的には60歳以後もそれまでと同様の業務に従事していただくことになります。 ◆委員(荒木征二君) あげつらうような話で申し訳ないのですけれども、現業職場では、全く仕事の内容は変わらないけども、4月1日をまたぐとお給料が単純に7掛けになると……うなずいていらっしゃるので、それで分かりました。この辺りもいろいろとまだ課題が残っているような気がしますので、またおいおい職員課長さんとお話ししてまいりたいと思います。  それで、この改正条例の8条に出てきます標準職務遂行能力について、耳慣れないワードなので、ちょっとお聞きしたいのですけども、これは誰が評価するものなのでしょうか。 ◎職員課長渋澤康行君) 標準職務遂行能力といいますのは、地方公務員法の規定により定められておりまして、高崎市では高崎市行政組織規則で定まっておりますが、例えば主査の職務につきましては、上司の命を受け、分担事務に従事するとともに、その事務に従事する職員を指導すると、こういった職責だというふうに規定しているところでおりますので、そういった職責を果たす適正のある職員について任用することができると、そのような規定でございます。 ◆委員(荒木征二君) 通常やっている人事評価とはまた別の評価、別の物差しがあるということ……うなずいていらっしゃいますので、分かりました。  続きまして、もう少しお願いします。人事評価なのですけれども、これまでは上位の職階の方が下位の職階の方を評価すると。簡単に言うと、部長さんが課長さんを評価して、課長さんが担当を評価するということがされていると思うのですけれども、これが令和6年4月1日以降は、昨日まで部長さんだった方を、課長さんになられた方が今度は逆に評価する立場になってくるという現象が起きるという理解でいいですか。 ◎職員課長渋澤康行君) そのとおりでございます。 ◆委員(荒木征二君) この辺りの人事評価も、まだ全体的に走りながら考えるというのが今回の定年延長と理解しておりますけども、やり方は非常にナーバスなところもあるかなと心配しておりますので、ぜひ慎重に御検討いただきたいと思います。  最後に、もう一点だけお聞かせいただきたいのですが、退職金につきまして、これは確認の意味でお聞きします。60歳で3月31日を迎えて、降任も定年前再任用も選ばないという方は退職する自由があるかと思うのですけれども、その際の退職金の算定は、全く何らペナルティーがないという理解でよろしいでしょうか。 ◎職員課長渋澤康行君) 退職手当の計算につきましては、給料が一番高かったところで計算するということで、減額前の給料で計算することになります。 ◆委員(荒木征二君) いろいろとお聞きさせていただきました。非常に大きな問題であります。時間もないところで、大変申し訳ないことでもあるのですけれども、ぜひいろいろとハレーションを生まないように、慎重に制度設計を進めていただくようにお願いしたいと思います。 ◆委員(依田好明君) 今荒木委員からは詳しい、職員組合だった立場から質問があったわけなのですけど、私は一般論でちょっとお聞きしたいのですけど。定年延長ということで、これまでよりも一定程度待遇が改善される、その7割の、定年延長を選ぶ人が増えると思うので、ということは、これまでよりは60歳で辞める人は減ると考えられるのですけれども、65歳までの職員も、この全体でいう、2,180人という定員に入るとすれば、これまでよりも新規採用の人数に影響が出てくると思うのですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。 ◎職員課長渋澤康行君) 職員の定年が2年に1歳ずつ段階的に引き上げられることに伴い、経過措置期間中においては、隔年で定年退職者が出ない年が生じることになります。職員の新規採用について、定年退職者の補充をベースに考えますと、新規採用のない年が隔年で生じることになりますが、60歳以降の働き方として、定年前再任用短時間勤務を希望する職員や勤務延長を希望しない職員も一定数いると考えられ、また定年以外の事由による退職者の補充といったことも必要でございますので、新規採用はこれまでと同様に毎年行っていく必要があるものと考えております。また、職員の年齢構成を考えた場合には、毎年一定数の職員を確保していくことが望ましいと考えておりますので、そのようなことにも配慮しながら人材確保に努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(依田好明君) それではもう一つ、今までより待遇改善となるとしたら、65歳定年が完成する年度、10年後かもしれませんけど、その時点では今より何%ぐらい増えるというふうに想定できるのでしょうか。 ◎職員課長渋澤康行君) 人件費への影響額ということでございますが、定年引上げに伴う人件費の影響額については、制度完成時における職員の人数を想定することが困難であることから、現時点で申し上げることができませんけれども、参考として、現在の再任用短時間勤務職員との人件費の比較で申し上げますが、現在の再任用短時間勤務職員1人当たりの人件費の額が、行政職の場合およそ400万円でございます。今後定年引上げに伴い、60歳以降に引き続き勤務する職員1人当たりの人件費の額はおよそ550万円ということで試算しておりますので、職員1人当たり150万円程度の人件費の増になるものと考えております。 ◆委員(依田好明君) ありがとうございました。そういう意味で、報酬というか、待遇が改善されるという点でいいかと思うのですけれども、こうしたベテラン職員のこれまでの経験とか能力がよりよい形で発揮できるような運用をしていただくように要望したいと思います。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第74号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(時田裕之君) 起立全員です。  よって、議案第74号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  117ページをお開きください。  議案第75号 高崎市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) この条例改正によって、結果的に正規職員と非正規職員育児休業に格差というのは残るのか、お聞きしたいと思います。 ◎職員課長渋澤康行君) 正規と非正規とでは、育児休業を取得できる期間に違いがございまして、正規職員については子どもが3歳になるまでですが、嘱託職員や臨時職員については、原則子どもが1歳になるまでの間取得できる取扱いとなっております。この取扱いですが、これは地方公務員育児休業等に関する法律の規定に基づくものでございますが、今後法律の改正や制度の見直しが行われた場合には、速やかに対応してまいりたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) 分かりました。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第75号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(時田裕之君) 起立全員です。  よって、議案第75号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  121ページをお開きください。  議案第76号 高崎市職員退職手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第76号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(時田裕之君) 起立全員です。  よって、議案第76号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  123ページをお開きください。  議案第77号 高崎市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。────質疑を終結いたします。  これより議案第77号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(時田裕之君) 起立全員です。  よって、議案第77号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  133ページをお開きください。  議案第82号 公立大学法人高崎経済大学第3期中期目標を定めることについてを議題といたします。  本案について御質疑ありませんか。───質疑を終結いたします。  これより議案第82号を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(時田裕之君) 起立全員です。  よって、議案第82号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  141ページをお開きください。  議案第83号 令和4年度高崎市一般会計補正予算(第6号)の所管部分を議題といたします。  最初に、歳入の審査を行いますので、150ページをお開きください。  12款地方交付税から  16款国庫支出金まで (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 152ページをお開きください。  19款寄附金 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 154ページをお開きください。  21款繰越金 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 23款市債について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) 臨時財政対策債についてお聞きします。発行可能額が確定したため補正になったという御説明がありました。学習の意味でお聞きしたいのですけども、臨時財政対策債というのは、どのタイミングで、どのようなプロセスで発行可能額が確定するのか教えていただきたいと思います。 ◎財政課長(天田順久君) 臨時財政対策債につきましては、国の財政状況により、本来配分すべき地方交付税が不足する際の代替措置でございます。したがいまして、国において地方交付税の原資となる税収等の伸び、あるいは減少による地方交付税として配分できる額の動向、また各自治体における財源不足の状況等によってその限度額も変わることがございますので、当該年度の普通交付税の額を算定する過程において、併せて発行限度額についても算定される、そういうプロセスを経て決定されております。例年7月に普通交付税の額と併せて決定しているところでございます。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。───質疑を終結いたします。  続いて、歳出の審査を行いますので、156ページをお開きください。  2款総務費について御質疑ありませんか。 ◆委員(飯塚邦広君) 156ページの2款2項5目城南野球場各所改修工事ということで2,000万円が出ておりますけれども、どこを直すのかちょっと教えていただければと思います。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) 城南野球場の改修工事でございますが、内野観覧席前方のダッグアウト上フェンスと内野観覧席後方の防球フェンスの老朽化が著しく、早急に改修する必要があるため、内野の1塁側から3塁側のフェンスを改修するものでございます。 ◆委員(飯塚邦広君) どうもありがとうございました。結構です。 ◆委員(堀口順君) 今の件なのですけれども、城南野球場各所改修工事ということで、ある程度、傷んだところをその都度改修していただいているというふうに認識はしております。私もいつできたかというのははっきり分からないのですけれども、多分七、八十年、城南球場も建設以来かなりの年数がたっているかなと、県内他市の球場から比べても大分老朽化が進んでいるかなというふうには見られるのですけれども、今後のこの改修の考え方、私は大規模改修がそろそろ必要ではないかなというふうには感じておるのですけれども、どのような見解でおられるのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎市長(富岡賢治君) これは、城南野球場は愛着のある野球場ですけれども、古いのは確かでございます。では、今の段階で公費を投入したりして、一気に大改修するかというと、ちょっとタイミングが悪いなと。そんな財政的余裕もございませんし、大きなプロジェクトは、コロナの状況なんかを考えますとそうそう進められるというわけではありませんので、課題ではありますけれども、時間かかると思っております。私は、約束事の発言はいたしませんけども、これを公費で全部賄う改修というのは、将来ちょっと考えにくいかなと。相当な桁、何十億円と最低でもかかるというシミュレーションができますので、これを税金で全部賄うなんていうことはあまり考えにくいなと思ってはおりますけれども、それはそのときの話でございまして、今の時点で大規模な改修をするというせっぱ詰まった理由が実はありません。よく市民からは、プロ野球なんかを呼んだりすることができるようになるではないかと言われますけれども、今は2軍戦をやっておりますから、高崎は2軍戦を年に一、二試合やるために何億も、何十億円も金を投資する気はさらさらないので、遠い将来の課題というふうに考えています。 ◆委員(堀口順君) 私も子どもたちが城南球場を随分使わせていただいたし、自分自身も少しやった中で、非常に、場内のグラウンドは本当にすばらしいなというふうに思っております。ただ、やはり先ほども言いましたように、老朽化というのは各施設に見られるので、今市長のほうからも御発言がありましたけれども、ぜひ長寿命化も含めて御検討願いたいと思います。よろしくお願いします。 ◆委員(中村さと美君) 総務費の戸籍住民基本台帳費について、この内容について教えてください。                  (何事か呼ぶ者あり) ○委員長(時田裕之君) 副委員長の間違いだそうです。  ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  170ページをお開きください。
     9款消防費について御質疑ありませんか。 ◆委員(松本賢一君) 5目災害対策費、171ページの説明欄で、災害対策事業として緊急排水ポンプ設置工事が計上されていまして、これが2,350万円、これの内容と、その場所について御説明いただければと思います。 ◎防災安全課長(中村剛志君) 令和3年度から工事を進めております新町第7区、吉井町中島地区及び今年度設置予定の阿久津町でございます。増額理由でございますけども、令和3年度分の2か所の増額につきましては、計画しているポンプの引込み位置を一部高くしたことと、現場の地盤が軟弱のため強化したものでございます。また、令和4年度分の増額分につきましては、ポンプの配管を延長することとなったため、増額をさせていただきました。 ◆委員(松本賢一君) 御説明ありがとうございました。水害対策の事前の備えとして、この緊急排水ポンプというのは非常に地域住民が期待しているところでございまして、また今年も台風シーズンを迎えておりますけれども、大きな災害にならないように、こうやってハード面の整備を進めていただいているということは本当にありがたく、感謝をしているところでございます。  令和3年度から進めている新町第7区と吉井町については、まだ完成がされていないということで、早期の完成も期待されているところなのですけれども、完成の見込みについて御説明いただければと思います。 ◎防災安全課長(中村剛志君) 令和3年度分の新町第7区、吉井町中島地区の工期につきましては、令和5年2月末頃の完成を見込んでおります。 ◆委員(松本賢一君) ありがとうございます。工事ですので、まだいろいろ難しさもあるかと思うのですけれども、ぜひ粛々と順調に進めていただければありがたいなというふうに思いますので、期待しておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  続いて、地方債の審査を行いますので、前に戻っていただき、144ページをお開きください。  地方債の補正 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) これより議案第83号の所管部分を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(時田裕之君) 起立全員です。  よって、議案第83号の所管部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、決算認定議案の審査を行いますので、令和3年度高崎市歳入歳出決算書及び附属書類を御用意ください。  議案第67号 令和3年度高崎市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定についての所管部分を議題といたします。  初めに、一般会計の審査を行います。  最初に、歳入の審査を行いますので、19ページをお開きください。  1款市税について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) 冒頭で令和3年度決算全般のお話をお聞きしたいと思います。令和3年度決算の最大の特徴は実質収支かと思いますけども、実質収支がここまで黒字が大きくなったというのは私も最近の記憶ではないところなのですけども、こういったところになった主な要因をお知らせいただきたいと思います。 ◎財政課長(天田順久君) 今回、実質収支につきましては、歳入総額と歳出総額の差引額から翌年度へ繰り越すべき額を除いた数字でございますけれども、令和3年度におきましては、歳入予算と収入済額との差、いわゆる収入の上振れについて、市税においては令和2年度と比較して約20億円、また、そのほかの交付金等につきましては、やはり同じように約15億円増となっているなど、そういったこととともに、歳出につきましても適切な執行に努めたということにより、約82億円と大きくなったものというふうに認識しておるところでございます。 ◆委員(荒木征二君) 収入の上振れは、なかなか予見も難しいところと思いますので、ある程度理解することができました。  あともう一点、説明の中で、いわゆる義務的経費、そして投資的経費もともに令和2年度と比較して増額となったと監査意見のほうでありましたけども、そうすると、どこかしら減額になった性質別歳出があったかなというふうに単純に考えるのですけども、主な減額となった歳出というと、どの辺りが減額になったのか、お知らせいただきたいと思います。 ◎財政課長(天田順久君) 性質別経費の増減ということで、義務的経費、投資的経費については増ということで御指摘いただきました。その一方での減の理由でございますけれども、大きくは令和2年度に実施されました国における特別定額給付金の給付事業に係る給付金370億円ほどが終了したことによります補助費が365億円減っているという状況でございます。また、特別融資などに係ります預託金の減少による貸付金、そちらがおよそ60億円ほど減少している、そのような状況でございます。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。  あともう一点、実質単年度収支が今回はプラスという数字で出てきました。ちょっと私遡って調べてみましたらば、平成18年度以来のことかなと思います。プラスに持っていく必要がそんなにあるとも私は思わないのですけども、それでしたらほかの基金に積み立てておいたらよかったのかなと単純に思うのですけども、ここの収支をプラスに持っていった何か意図とか狙いがあるようでしたらお知らせいただきたいと思います。 ◎財政課長(天田順久君) 実質単年度収支につきましては、単年度収支に財政調整基金の積立金を加え、また繰入金の額を差し引いたもので、財政調整基金による繰入れ等の措置を取らなかった場合の実質的な収支を見るための指標でございますけれども、令和3年度においてプラスとなりましたのは、意図するというものではなく、さきに触れました市税等の増加なども要因として、繰入れがなかったとしても財政運営のほうができたというものであると認識しているところでございます。 ◆委員(荒木征二君) 予見はできないものということで理解できました。  あともう一点よろしいでしょうか。市民税法人についてお聞きします。2目です。一部の業種は好調のためという説明があったのですけども、例えばでいいのですけど、どういった業種が令和3年度好調であったのか、お知らせいただきたいと思います。 ◎市民税課長(堀越昭仁君) 世界的な半導体不足やコロナ禍によります巣籠もり需要などの要因を背景といたしまして、機械類や食料品の製造業、身の回り品等の小売業におきまして増収となったところでございます。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。巣籠もり需要ということで。  あと、すみません、2項についてもお聞きしてよろしいですか。固定資産税ですけども、令和2年度と比較すると減額となっております。令和3年度は、記憶の新しいところで、国がコロナの対策として緊急的に減免措置みたいなこともしたわけなのですけども、こういったところがまず影響した数字なのかということを確認させてください。 ◎資産税課長(後閑善行君) 令和3年度の固定資産税分の決算は248億5,838万5,415円で、前年度と比べて7億2,356万5,632円の減額となっております。主な減額の要因ですが、令和3年度は評価替えの年でしたが、コロナ特例関連の減額が大きく影響しております。コロナ特例に関しましては、中小企業、小規模事業者に対しまして、令和3年度課税の1年分に限り、事業収入の減少率に応じて事業用家屋及び償却資産に対する固定資産税、都市計画税の課税標準を軽減する特例が適用されたところでございます。また、土地につきましても国の税制対策として、全ての地目において上昇分を据置きしたところでございます。コロナ特例の適用状況ですが、固定資産税の家屋では1,035件で、税額にして4億8,304万7,000円、同じく償却資産では1,087件で、税額にして3億1,135万6,000円で、固定資産税減額の合計は7億9,440万3,000円となっております。また、都市計画税の家屋につきましても、690件で6,570万1,000円の減額がありましたので、固定資産税と都市計画税を合わせたコロナ特例の減額といたしましては、合計して2,812件、8億6,010万4,000円となりました。なお、固定資産税と都市計画税の土地の上昇分の据置きの影響といたしましては、これは想定値となるのですが、1億円ほどと見込んでおります。コロナ関連全体では、固定資産税と都市計画税合わせて10億円弱の減額があったものと考えております。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。ありがとうございました。  令和3年度に行った国のこの特例措置は、地方の大事な大事な財源に手をつけてきたというか、手を突っ込んできた話で、非常に、私自身はいまだにけしからん話だなと思っておるのですけども、今回こういった形で実質減収があったことに対して、国のほうからは何かしらの補填措置が取られているのか、そういうことがあればお知らせいただきたいと思います。 ◎財政課長(天田順久君) 今般の特例措置において減収となりました額につきましては、全額を国が補填するといたしまして、これからの審議になりますが、27ページ、11款地方特例交付金中の2項1目新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金として約8.6億円を受け入れているところでございます。 ◆委員(荒木征二君) 詳しくありがとうございました。 ◆委員(依田好明君) 市民税の辺ですけれども、収入済額が101.59、約1.6%伸びている中で、収入未済額というのが60.6ということで、大きく4割近く減少しているわけなのですけども、これは納税課の徴税業務が強化されたというような評価もあるのですけれども、これについてはどんな要因があるか、御説明いただければと思います。 ◎納税課長(外所康信君) 令和3年度分の現年収納対策を早期に着手したことで、現年市民税の収納率が99.69%と、前年度に比べ0.36%向上し、現年分の収入未済額が減少いたしました。また、コロナ特例猶予として、1年間納付延長の申請があった市民税の猶予分が、令和3年度に4,665万4,340円納付となりましたので、滞納繰越し分の収入未済額が減少いたしました。このことが収入未済額を大きく減少させた要因となっております。 ◆委員(依田好明君) ありがとうございます。  それと、固定資産税のほうも、やはり収入未済額が前年度と比べて30%ということで、3分の1以下に減っていますけれども、これはどんな要因でしょうか。 ◎納税課長(外所康信君) 市民税と同様に、令和3年度分の現年収納対策を早期に着手したことで、現年分の収納率が99.80%と、前年度に比べ0.36%向上し、現年分の収入未済額が減少いたしました。また、コロナ特例猶予として、1年間納期延長の申請があった固定資産税分の猶予分が、令和3年度に3,545万7,100円納付となりましたので、滞納繰越し分の収入未済額が大きく減少いたしました。このことが収入未済額を減少させた要因となっております。 ◆委員(依田好明君) 納税課としての取組や、コロナ特例の問題も御説明いただきました。ただ、徴税業務において、差押えなどで大変になっているという納税者の声もあります。先日も、振り込まれた給与全額を差し押えられた事例がありました。本人からは、これでは家賃も、明日の食べ物を買うこともできない、そういう相談がありまして、本人とともに納税課に出向きまして、交渉した結果、生活費分は返還していただいたわけなのですけれども、今非常に大変な立場に置かれている市民というのもおりますので、しっかり状況をつかんだ上で、本来あるべき収入がもう非常に大変になってしまっている納税者に対しては、徴税を強めるだけではなくて、そういう意味で市民の立場を踏まえて取り組んでいただきたいということを要望しておきます。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  23ページをお開きください。  2款地方譲与税から  3款利子割交付金まで (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 25ページをお開きください。  4款配当割交付金から  8款ゴルフ場利用税交付金まで (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 27ページをお開きください。  9款環境性能割交付金から  11款地方特例交付金まで (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 29ページをお開きください。  12款地方交付税から  14款分担金及び負担金まで (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 31ページをお開きください。  15款使用料及び手数料について御質疑ありませんか。 ◆委員(堀口順君) 総務使用料ということで、32ページのくらぶち英語村使用料ということで、令和2年度よりも若干使用料が増えている、160万円程度なのですけれども、この辺についてどのような形で増額してあるのか、要因をお知らせ願いたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) くらぶち英語村使用料につきましては、くらぶち英語村を利用された生徒、実際にはその親御さんになりますけれども、その方々からお支払いをいただくものなのですけども、令和2年度につきましては、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて3つあるコースのうちの週末コースと短期コース、こちらの回数ですとか人数を大きく制限をさせていただきました。令和3年度は人数、それから回数の緩和をして通常に戻しつつありましたので、その分利用者が増えて使用料が増加したということでございます。 ◆委員(堀口順君) コロナ関係ということで人数を制限したということで理解いたしました。主要施策の35ページには、内容が令和3年度の分は載っておるのですけれども、これ通年コースが22人、週末コースが96人、短期コースで56人という形で記載されております。この中で、高崎市内の方々というのはどの程度なのか、分かればコース別でもお知らせ願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) それぞれのコースの高崎市民の利用状況ですけども、通年コースが7名、短期コースが50名、週末コースが54名でございますけれども、こちらは令和2年度、それから3年度は通年コースを除きまして、短期コースと週末コースにおいて、先ほど申し上げたとおり新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、募集の範囲を制限して群馬県内限定とさせていただいたため、特に高崎市民の割合が高くなっているということでございます。 ◆委員(堀口順君) そういう理由だったのですか。市内のお子さんが使用しているというか、参加しているというのは非常にありがたいことですけれども、これが後で歳出でも出てくるのですけれども、かなりの1億数千万円のお金がここに投入されているということでございます。その中で、やはり市民の利用というのは、ある程度はやはり考えていく必要があるのかなと。それからこれは定員の問題にも関わってくる。そうすると、また経費がかかってくるということで、その辺のところはなかなか痛しかゆしなのですけれども、ぜひ市民利用ということも積極的に取り入れていただいて、市民に還元していただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  45ページをお開きください。  16款国庫支出金 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 53ページをお開きください。  17款県支出金について御質疑ありませんか。 ◆委員(堀口順君) 17款2目1項で53ページになりますか、総務費県補助金の中の移住支援金事業ということで2,190万円ほど決算されておりますけれども、大分というよりも、ほぼ全額に近い形で増額の額が非常に多いのですけれども、この辺の要因をお示し願いたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) この事業は、本市への移住定住を促進するため、東京圏から本市に移住した方のうち一定の支給要件を満たしている方に、単身の方は60万円、世帯の方は100万円を支給する制度です。増額の理由なのですけれども、制度として令和3年度から支給要件にテレワーク要件と関係人口要件が加わりましてその対象者が広がったということと、働きたい街ランキングですとか幸福度ランキングなどで高崎市が上位に顔を出すようになりまして、その知名度が上がったということが考えられると思います。 ◆委員(堀口順君) この移住定住ということに関しては、非常にほかの自治体に関しても積極的にこの施策はしておりますけれども、非常に喜ばしいことだなというふうに思っております。今後も移住に関してはしっかりと事業展開して、できるだけ多くの皆さんに高崎市民になっていただいて、その折にはまた税金を払っていただくと、こういう構図で進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  61ページをお開きください。  18款財産収入 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 65ページをお開きください。  19款寄附金について御質疑ありませんか。 ◆委員(松本賢一君) 19款1項1目一般寄附金で、66ページの備考欄、ふるさと応援基金寄附金ということで2億9,535万5,000円と記載されておりますけれども、予算のときに見込んだ額が1億8,000万円ということだったわけなのですけれども、それに比べるとかなり大幅に増額になっていますので、恐らく執行部のほうはかなり努力をされて、その成果が現れているのかなというふうに思うのですが、その増えた要因について、恐らく返礼品等のラインナップなんかを充実させたのかなというふうに思うのですけれども、その辺を御説明いただければと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 増額の理由として考えられることといたしまして、まずこのふるさと納税の制度自体が浸透したということでございます。もう一つは、このコロナ禍の中で在宅で過ごす時間が増えて、ふるさと納税に目を向ける方が増えたのではないかということと、先ほども申し上げたとおりそれぞれのランキングで高崎市が上位に顔を出すようになりまして、その知名度が上がったということです。それから、ふるさと納税が始まって以来、私どもも多くの返礼品を登録できるようにいろいろ活動しておりますけれども、そういったものが増えてきて、高崎市の返礼品の中でも選べるレパートリーが増えたということも考えられると思います。 ◆委員(松本賢一君) この制度の活用というのが市の魅力をPRする一つの場面になるのかなというふうに思っておりますので、これからもよく活用していただいて、努力を重ねていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ◆委員(荒木征二君) 同じくふるさと納税についてお聞きします。ふるさと納税は、納税者からすると住民税の部分と所得税の部分で控除があって、非常にややこしいというか複雑なので、端的な聞き方になりますけども、ふるさと納税としていただいた納税額と、高崎市民が本来高崎市に納税していただくものをほかの自治体のほうに納税、要は自治体に払ってしまって、取りっぱぐれるという部分があると思うのですけれども、本当に単純に計算して今差引きはどういう状況になっているのでしょうか。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) ふるさと納税制度で計算をいたしますと、令和3年度につきましては約8,500万円ほどの利益になっております。 ◆委員(荒木征二君) 分かりました。また、歳出のほうでお聞きしてまいりたいと思います。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  67ページをお開きください。  20款繰入金において御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) 71ページ、72ページの1項20目です。土地開発基金繰入金の当初予定された額が、全額、補正でゼロとなっておるのですけども、これはどういった理由でこういった差引きゼロになったのか、経過をお知らせください。 ◎財政課長(天田順久君) 予算編成上の取扱いということでございますので、私のほうからお答えをさせていただくところでございますが、当該繰入金につきましては公有財産購入費全般の財源として活用するものとして当初予算で計上させていただいたところでございますが、年度途中におけるその他歳入の状況、あるいは歳出予算の執行状況等を勘案した中で、繰入れをしなくても賄えるものと判断いたしまして全額を補正で落とさせていただいたものでございます。 ◆委員(荒木征二君) 土地開発基金は、その名前のとおり公用地の購入等々に限定されているというか、そのための基金であるかと思います。当初そういう予定があったけども、それがなくなったという、そういう理解をしておこうと思います。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を集結いたします。  71ページをお開きください。  21款繰越金から  22款諸収入まで (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 85ページをお開きください。  23款市債について御質疑ありませんか。 ◆委員(荒木征二君) 87ページの一番下、8目臨時財政対策債について、基本的なところで抑えておきたいのですけども、令和3年度は大幅というか、大きく増額となったのですけども、発行可能額のこともあるかと思いますけども、大幅増の主たる要因はどこにあったのかお聞かせください。 ◎財政課長(天田順久君) 令和3年度決算におきまして増額となった主な要因といたしましては、国における地方交付税の原資となる税収等の不足の見込みにより、地方財源不足分を臨時財政対策債への発行へと大きく振り分けたということで、今回発行限度額が多くなったものというふうに考えているところでございます。 ◆委員(荒木征二君) 国の税収が見込みよりも低かったということで、高崎市にどうのこうのということはなくて、申し訳ない言い方をすれば国のせいというところだと思うのですけども、金額が大きいので、このところはまた我々のほうでも注目していきたい数字だと思っておりますので、またいろいろと御示唆いただけばと思います。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  続いて、歳出の審査を行いますので、91ページをお開きください。
     1款議会費 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 2款総務費ですが、1項総務管理費は内容が多岐にわたっていますので、2つに分けて審査を行います。  まず、91ページの1目一般管理費から108ページの8目財産管理費について御質疑ありませんか。 ◆委員(大河原吉明君) 97ページの2款1項4目のところの住民センター建設補助金、これについての内容についてお伺いします。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) この補助金は、町内の活動拠点となる住民センター、地域によっては地区集会所と呼びますけれども、その施設の新築ですとか改修、修繕、そういった費用の一部を補助するものでございまして、令和3年度は43件の住民センターの修繕に対し、補助をいたしました。 ◆委員(大河原吉明君) ありがとうございました。この補助金が修繕に使えるということもよく分かりました。地区集会所は、今後地域コミュニティーを強固にする重要な拠点でありますので、引き続きこの環境のさらなる充実をお願いしたいと思います。 ◆委員(依田好明君) 93ページ、94ページの真ん中辺、コンプライアンス室経費の中で研修委託料というのがあるのですけれども、これはどんな研修が行われたのか確認したいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) こちらの研修は、特に管理職の職員を対象といたしまして、職務遂行に係る法令遵守等をさらに徹底するために行ったものでございます。 ◆委員(依田好明君) ありがとうございます。  それと、95ページ、96ページのところで、広報広聴事業というのがあるのですけれども、その中に上から七、八番目頃に新型コロナウイルス、ちょっと長い名前なのですけど、委託料と、群馬テレビデータ放送情報配信サービス使用料とかあるのですけれども、それぞれこれはどんな内容なのでしょうか。 ◎広報広聴課長(松田和也君) まず、新型コロナウイルス感染症対策広報活動委託料の内容でございますけれども、新型コロナウイルス感染症から市民を守るために、令和2年度にラジオ高崎に委託して作成しました市民の皆さんにマスクの着用を呼びかけるメッセージ動画「いつでもどこでもみんなでマスク!」、これの更新費用と高崎オーパの大型ビジョンへの放映料、それからラジオ高崎のラジオを通じて市民に感染防止を呼びかけるスポットCMの放送料となっております。  続きまして、群馬テレビデータ放送情報配信サービス使用料でございますけれども、群馬テレビのチャンネルを使用中に、テレビのリモコンのdボタン、こちらを押すと登録した自治体の情報が入手できるサービスでございます。昨年の6月から導入して、新型コロナのワクチンに関する情報であったり、休日当番医、また週末のイベント情報などを積極的に配信しております。また、災害時の避難情報等の発信ツールとしても活用が期待されております。  内容については以上でございます。 ◆委員(依田好明君) よく分かりました。今後とも広報広聴活動の充実に努めていただきたいと思います。 ◆委員(荒木征二君) 幾つかお聞かせいただきたいと思います。頭のほうから。93ページ、94ページ、二重丸の下から5つ目、コンプライアンス室経費で、弁護士相談業務委託料ということですが、これは件数のほうはどのような数字になるのかお知らせください。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) コンプライアンス室長への相談件数ということで申し上げますけれども、令和3年度は109件でございました。なお、コンプライアンス室の職員も適宜職員の相談に乗っておりまして、アドバイス等を行っている状況でございます。 ◆委員(荒木征二君) 市の業務も法令に関するところのぎりぎりのところでやっていることが多いと思いますので、適宜相談のほう、業務のほうを進めていただきたいと思います。  95ページ、96ページに入りまして、2目人事管理費の上から7つ目、職員ストレスチェック委託料、毎年度やっていただいているのですけども、令和3年度の概要で結構でございます。職員のストレスチェックの結果がどのようなものだったかお知らせください。 ◎職員課長渋澤康行君) 令和3年度のストレスチェックの実施状況ですが、検査の対象職員3,007人のうち検査を受けた職員が2,921人、97.1%でしたが、そのうち高ストレス者と判定されたものは287人、受検者の9.8%でございました。また、高ストレス者と判定された職員に対しまして、産業医による面談を勧奨しており、この勧奨に応じて面談を実施した職員が6人でございました。高ストレス者の割合等につきましては、ほぼ例年並みの状況となっております。 ◆委員(荒木征二君) 令和3年度もコロナの対策で非常に過酷な状況に陥った職場もございましたので、引き続き高ストレス職員の発見と把握とケアに努めていただきたいと思います。  続きまして、97、98ページに入ります。備考の上から4つ目の役務費のところでお聞きしたいのですけれども、令和2年度につきましてはワクチンクーポンの発送等々で結構な増額があったと思うのです。令和3年度につきましては、どのような内容になったのかと、令和2年度と比較してどのような特徴があったのか、お知らせいただきたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) こちらの役務費の内容ですけれども、全て本庁1階の文書室において一括管理を行っております郵便、それから宅配便等の発送に係る経費でございます。令和2年度との比較ということでございますけれども、令和3年度は郵便物の減少によりまして、約250万円ほど減少しております。これは、コロナ禍の影響で令和2年度については会議が行われなかったことによって、郵便等による資料送付等が増えたということが原因だと思われますけれども、令和3年度については、それらが落ち着いたということで解釈しております。 ◆委員(荒木征二君) 分かりました。  続きまして、4目に入りまして、99、100ページで、一番上の二重丸、市民参加・市民自治推進事業で、たかさき市民討議会、これはいわゆるVOICE(ボイス)ということで長らく開催されておると思うのですけども、これ、討議会のほうでは一体どんなような議論がされているのか。ホームページ、インターネットなんかで検索しておりますと、内容は報告書をインターネットに掲載しておりますというふうになっているのですが、私の検索が悪いのか、報告書がどこにあるのか見当たらなかったものですから、この討議結果の報告というのはどこで閲覧できるのか、お知らせいただきたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) たかさき市民討議会は、社団法人高崎青年会議所、JCが主体となって実施しているものでございまして、参加する市民を募り、あらかじめ定められたテーマに沿って高崎市のまちづくりのための討議を行い、そこで出された意見等をJCが報告書として取りまとめ、市に提出するものでございます。  テーマは年によって様々でございまして、例えば家族や恋人目線で楽しく活気あるまちづくりというテーマで行われた年もございました。ただ、令和3年度につきましては、開催に向けて準備を進めておりましたけれども、新型コロナウイルスの関係で中止となっております。ですので、報告書につきましては高崎市に提出されております。 ◆委員(荒木征二君) 承知しました。そういった事情であったこと、理解できました。  続けてもよろしいですか。6目に入りまして、同じく99、100ページの財政管理費、基金積立金につきましてお聞きします。37億円ほどの基金積立てがあって、財政調整基金と減債基金とにそれぞれ積立てがされているのですが、基本的なことをお聞きするようですが、この積立額というのは、それぞれにどのように振り分けるかとか、こういったところに何かルールがあるのかお聞かせいただきたいのと、令和3年度については減債基金積立金を多めにし、早めに返済したいということだと思うのですけれども、ここら辺り何か狙いがあるようでしたら、その理由をお聞かせください。 ◎財政課長(天田順久君) 本事業中におきます財政調整基金積立金につきましては、基金の運用に係る利子等に係る額を計上させていただいてございます。また、減債基金積立金の額につきましては、運用に係る利子のほか、積み立てる額に明確なルール、こちらはございませんけれども、市債の償還に必要な財源を確保し、もって将来にわたる市財政の健全な運営に資するとしました基金の設置目的を踏まえまして、地方債の償還を計画的に実施していくために、年度途中における状況に応じて積立てをしているところでございます。  また、今回減債基金の積立額が大きくなりましたものにつきましては、令和3年度に発行します臨時財政対策債の、こちらの借入れに対しまして、後年度普通交付税に算入されます元利償還金の一部が前倒しをされまして、およそ23億円ほどが臨時財政対策債償還基金費といたしまして令和3年度で措置をされましたので、そちらの額を積み立てたことが大きな要因であると考えております。 ◆委員(荒木征二君) 23億円ほどの償還基金費が大きなところを占めるということ、あと臨機応変という言い方が正しいか分かりませんが、地方債返済に向けて都度都度判断されているということで理解をいたしました。  7目に入りまして、会計管理経費の中の公金収納代行委託料につきましてお聞きしてまいりたいと思います。新しい収納方法が様々チャレンジされていると思うのですけども、現状でどういった収納、コンビニ収納に代表されるかもしれませんが、どういったところに今取り組んでおられるか、まず概略をお知らせください。 ◎会計課長(冨加津豊君) 今お話がありましたコンビニ収納をはじめ、ペイジー収納、クレジット収納、電子マネー等キャッシュレス決済等により収納を行っているところでございます。 ◆委員(荒木征二君) こういったところが大分市民のほうに浸透してまいりまして、お使いになっている方がいらっしゃるかと思います。そこに加えて、最近はいわゆるペイ払いというものも大分進んできて、高崎市のほうも取り組んでおられると思うのですけども、この辺りキャッシュレスの新しい手法につきまして、今後の見通しを含めて、市のお考えがあったらお知らせいただきたいと思います。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 令和3年1月からスマホアプリを利用したペイペイなどのキャッシュレス決済を導入させていただいております。令和3年度の実績におきましては、件数が約2万9,000件で、金額ベースですと約5億7,000万円となります。また、令和3年度と令和4年度の同時期を比較しますと、1.5倍程度の利用率の伸びとなっております。今後もさらなる利便性向上を目指して、様々な収納手段を考えてまいりたいと思っております。 ◆委員(荒木征二君) 伸び率が非常に大きいので、市民のニーズにかなった収納方法なのだろうと思います。これからもさらに伸びてくると思いますし、デジタル化の流れもあります。ただ、ちょっと委託料が、その分手数料がかかる分がちょっと痛しかゆしで、痛いところではありますけれども、収納率につながる施策と思いますので、ぜひとも推進していただきたいと思います。  8目に移りまして、101ページ、102ページの一番下から2つ目のポチのところ、自動車購入費ということで、ここでお聞きしたいと思います。自動車、公用車を御購入されたと思うのですけれども、まずこれで何台お買いになったのか、購入されたのかをお聞きしたいと思います。 ◎管財課長(阿久澤健君) 令和3年度に購入した公用車につきましては、管財課所管の共用車といたしまして、軽自動車1台を購入したものでございます。 ◆委員(荒木征二君) 高崎市もたくさん公用車を持っていて、都度都度更新していただいておると思うのですけれども、見ておりますと、なかなかもう相当年季が入っているなという車両もかなり見られております。年1台のペースだとちょっと心もとないところなのですが、今後の更新の方針と、いよいよ2030年とか2035年に我が国のほうもEVシフトということで、ガソリン、内燃機関の車もいよいよ終わりが見えていると思うのですけども、いわゆる環境配慮車への置き換えについて、御対応について今何かお考えがあればお知らせいただきたいと思うのと、あとドラレコ、今回定例会でもあったわけですけれども、職員も安全運転にもちろん留意しながら公用車を運転していると思いますけども、やっぱりもらい事故も含めて、事故に遭う可能性、危険性というのは多分にあって、その際に権利擁護の意味もあって、ドラレコというのは今一般的になっていると思うのです。公用車のドラレコの積載状況というのと、これの今後の普及につきましても併せてお考えがあればお知らせいただきたいと思います。 ◎管財課長(阿久澤健君) 公用車の更新につきましては、日常点検、定期点検及び法定点検により、車両の安全確保を行いながら管財課所管の車両を支所や出先機関等へ移管するなど、まずは既存車両の有効な活用を図り、個々の車両の状況も見極めながら、今後も適切に更新を行ってまいりたいと考えております。また、電気自動車やハイブリッド自動車などの環境配慮型車両への対応でございますけれども、環境負荷軽減の取組は重要なことと認識しておりますので、今後研究してまいりたいと思います。  次に、公用車へのドライブレコーダーの搭載率でございますけれども、令和4年9月1日時点におきまして全公用車636台のうち6台が設置をしており、搭載率は0.94%になっております。公用車へのドライブレコーダーの設置につきましては、交通事故発生時の事故処理の迅速化及び職員の安全運転意識の向上を図ることが期待されますので、費用対効果も検証しながら研究してまいりたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) 日々走り回っていただいている公用車ですので、ぜひとも研究を進めていただきたいと思います。  8目で103ページのほうに入ってまいりまして、支所経費で幾つかお聞かせいただきたいと思います。まずは箕郷支所経費でございまして、箕郷支所経費の中ほどからやや下、清掃委託料というのが令和2年度と比較しますと大きめに減額になっています。これは何か理由があるのか、その辺の背景がありましたらお知らせください。 ◎箕郷支所地域振興課長(佐藤久夫君) 箕郷支所経費のうち清掃委託料の減額理由ですが、経費の削減を図った中で、職員でできることは職員で対応するよう仕様書を見直した結果、減額となったものでございます。 ◆委員(荒木征二君) 同じく107、108ページで、今度は榛名支所のほうなのですけれども、警備委託料も同じように大きめに減額となっています。これも同じように理由がありましたらお知らせください。 ◎榛名支所地域振興課長(津久井光明君) 警備委託料の減額についてでございますが、減額となっているのは夜間に来庁する市民対応や電話による問合せ、支所庁舎の見回り、施錠するための庁舎内夜間管理業務の委託料で、経費節減の一環で見直したものです。令和2年度までの契約内容は、土日を含めた週7日間の夜間警備が17時15分から21時までとなっておりましたが、これまでの状況を調査した結果、20時以降の市民の来庁や問合せがほとんどないことが分かったことから、警備時間を20時までに短縮したものです。 ◆委員(荒木征二君) 分かりました。  最後に、106ページの新町支所経費のところで、これでお聞きするのが正しいか分からないのですけれども、新町支所につきましてはもう口が酸っぱくなるほど申し上げてきました。いよいよ設備の機能不全も現実的になってまいりましたし、空調設備等々もかなり苦しい状況となっております。建て替え云々という話はちょっと時期尚早という市長のお考えもお聞きしているところなのですけれども、もう少しそれであれば、大規模修繕とは言いませんけれども、設備更新にもうちょっとお力を入れていただきたいなというふうに思うのですが、この辺り、今の現状でお考えがあればお知らせいただきたいと思います。 ◎総務部長(曽根光広君) 新町支所の問題なのですが、やはり必要な修繕というのは、雨漏りですとか、老朽化に伴う修繕が必要なところというのは、やはりそれは必要に応じてさせていただかなければいけないと思うのですが、やっぱり大規模なもの、躯体に関わるようなところというのは、建て替えの問題と併せて検討しなければならないと思います。この建て替えの問題につきましては、何度も御質問いただいている中ですが、大きな懸案であることはもちろん承知しておりますし、第6次総合計画の中でも位置づけております。新町地域には、第6次総合計画の中で、新町庁舎の建て替えのほか、社会体育館、これは防災アリーナとして整備が進みましたが、そのほかにも保健センターですとか駅周辺の整備ですとか、いろいろ複合的に将来的な問題として検討することが幾つかありますので、そういったことと併せてやはり検討すべきことと考えております。今後引き続き研究、検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) 総務部長のお話、よく分かりました。新町支所に手続で行かれた方の中には、いまだにトイレに入ってびっくりされる方も本当にいらっしゃいます。この辺も踏まえて、時間的にはどれほどあるか分かりませんけれども、常に最新の情報で研究を進めていただくようにお願いして、私からの質問を終わりとします。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  107ページをお開きください。  9目企画費から20目総務諸費について御質疑ありませんか。 ◆委員(大河原吉明君) 109ページの2款1項9目の中で、高崎芸術劇場・高崎アリーナ企画誘致事業、これについての内容についてお伺いします。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 本事業は、文化芸術・スポーツに関するイベントや大会の誘致、開催に関する調整、また本市の文化芸術の魅力を全国に発信するための事業で、高崎財団に委託しております。令和3年度は、高崎芸術劇場のにぎわいや認知度向上を目的とした各種イベント、プロモーションを実施いたしました。また、高崎アリーナでは東京2020オリンピックの事前合宿事業として、ポーランドをはじめとしたホストタウン相手国やソフトボール女子日本代表の受入れを行ったほか、小・中学校を対象としたオリンピック教室の開催、また国際大会、全国大会の誘致、運営支援を実施したところでございます。 ◆委員(大河原吉明君) ありがとうございます。これには市内外から御好評の声が届いております。引き続き高崎芸術劇場と高崎アリーナがしっかりと活躍するように、そのお取組をお願いしたいと思います。  引き続きもう一問、129ページの2款…… ○委員長(時田裕之君) 129ページはまだです。 ◆委員(大河原吉明君) 失礼しました。 ◆委員(依田好明君) 109ページ、2款1項9目企画費の中で、企画調整課経費の一番下のところに、説明書にもあるのですけれども、大きく3倍近くに増加しているわけなのですけれども…… ○委員長(時田裕之君) 何がですか。 ◆委員(依田好明君) 移住支援金事業補助金です。本市への移住を促進するためにということで、東京圏から移住する場合にという補助金なのですけれども、それが大きく増加した要因、先ほど荒木委員からも歳入でちょっとあったのですけれども、その要因と、地域的にはやはり倉渕や榛名、吉井に限定されるのかということもちょっと確認したいということです。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 移住支援金事業で申し上げますと、先ほど歳入のところでも御答弁申し上げたとおりでございます。この事業については、地域の限定というのはございませんので、高崎市に移住してきた方に支援金を支給するというものでございます。 ◆委員(依田好明君) 高崎市全域が対象ということで、よく分かりました。それから、すぐ下の移住促進資金利子補給金というのも16.3%伸びているわけなのですけれども、金額的にはこちらのほうかなり大きいのですけれども、伸びの要因と、倉渕、榛名、吉井という適用された地域の人口増加にはどんな影響があったか、一応確認したいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) この事業は、倉渕、榛名、吉井地域の人口減少対策の一環として、この地域に移住定住するための住居を取得した際に、受けた融資の利子を5年分、60か月分ですけれども、全額補給する制度です。令和3年度は、この制度が始まったのが平成28年度なのですけれども、そこから数えて初めて60か月分の補給が終了する方が令和3年度に入りますので、令和2年度に比べて金額が伸びたということでございます。  また、この適用地域の人口に関しての御質問ですけれども、日本全体として人口減少が続く中で、なかなかこの人口減少を食い止めるとまではいきませんけれども、令和3年度はこれまでに比べまして、市外、それから県外からのこの地域への申請件数も増えておりますので、当該地域の移住定住に一定の効果はあったものと考えております。 ◆委員(依田好明君) 分かりました。大きな人口減少の食い止めにはならないけれども、やはり少しでも新たな定住人口増やすことに貢献しておるということで、よく分かりました。 ◆委員(中村さと美君) 109ページ、110ページの東南アジア映画交流事業についてちょっとお伺いいたします。こちら、3月に開催されたということで理解したのですけれども、どのような内容だったのかをお知らせください。 ◎文化課長(小峰好恵君) 東南アジア映画交流事業は、令和3年度は新型コロナウイルス感染症の影響によりロケ地誘致等は実施せず、市民に東南アジア映画及び文化に触れていただくための企画として、東南アジア映画祭を令和4年3月5日から令和4年3月11日の7日間で開催いたしました。シネマテークたかさきを会場として、高崎とシンガポールが舞台となっている映画「家族のレシピ」をはじめ、マレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピン、タイの優れた8作品を上映いたしました。また、会場にて「家族のレシピ」のエリック・クー監督、作品に出演している女優で、高崎PR大使でもあるジネット・アウさんがシンガポールからリモート出演し、オンライントークショーを開催いたしました。 ◆委員(中村さと美君) ありがとうございました。実際、こちらの人員のほうは、どのぐらいの方に来ていただいたのでしょうか。 ◎文化課長(小峰好恵君) 来場者数は全体で353名、オンライントークショーは50名でございました。 ◆委員(中村さと美君) ありがとうございました。  続けて、121ページ、122ページの情報推進費の中の高度情報化推進事業の中にあるメール配信システム使用料ということで、こちらの中に安心ほっとメールも含まれていると思うのですけれども、現在の登録の件数などが分かりましたら教えてください。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 携帯電話やパソコンなどの電子メール機能を用い、様々な情報を市民に提供いたします安心ほっとメールは、平成20年3月に運用を開始いたしました。令和4年9月1日現在の安心ほっとメールの登録件数は4万8,118件でございます。 ◆委員(中村さと美君) ありがとうございました。こちら、防災情報にはとても役立っておりまして、私どもも防災士のほうを取得して、こういった防災情報に役に立つということで、市民の方にも啓発活動させていただいておりますので、また今後とも有意義な情報を流していただければと思います。ありがとうございます。 ◆委員(堀口順君) また戻っていただいて、109ページ、企画費の中の企画調整課経費、上から6段目ぐらいです。高崎ブランド・シティプロモーション事業委託料ということで約6,000万円ほど、様々な形で高崎市のブランディングということで事業展開をしているのですが、これ委託料ということですから、この辺のところの令和3年度の内容と成果につきまして、改めてお聞きしたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 本事業は、本市の知名度、またブランド力のさらなる向上を図るための事業でございまして、令和3年度についても絶メシリストの継続、また農業プロモーションとして農Tube高崎と、テレビ東京の1時間ドラマ「農家のミカタ」を制作し、放映をいたしました。また、シンガポールを代表する女優ジネット・アウ氏を起用した高崎PR大使事業を継続いたしまして、様々な方面から高崎市のシティプロモーションを展開したところでございます。 ◆委員(堀口順君) 絶メシ、さらには農Tube(チューブ)、これは非常に反響があるのかなというふうに思っております。私も県外に住む同級生から、随分いいのをやっているのでないのというようなことで、非常に関心が高いのかなというふうに思っております。アカウントも結構あるというようなこともお聞きしておるのですけれども、これにつきましても、また多分何年かすると、皆さんだんだん、だんだん関心が薄くなってくるので、新たな企画というようなことも今後は必要になってくるのかなと思うのですけれども、その辺のことについての考え方あれば、お知らせ願いたいと思うのですけれども。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) こういったシティプロモーション事業につきましては、飽きられないように、いろいろな目先を変えつつも様々な方面から情報を発信していくことが大事だと思いますので、これからも充実したものを発信していきたいと思っております。 ◆委員(堀口順君) ある程度の予算もあることですので、今後は委託先を同じところでやるとマンネリ化ということも考えられますので、そういう意味では新たなプロポーザル等も含めて、委託先に関しても幾つか競っていただいて、新たなアイデアを出していただければありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。  あと、ちょっとプラスアルファですみません。その下のSNS等を用いた移住定住促進推進事業委託料ということで、これが1,000万円。先ほど移住に関しての事業が非常に伸びているというようなことなのですけれども、この辺のところについても内容と成果につきましてお知らせ願いたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 令和3年度は、本市が取り組む先進的な施策や優れた住環境などの魅力を移住を検討している方々に発信するために、移住に関する情報を整理したホームページ、高崎市移住定住情報コーナーを設置するとともに、フェイスブックを用いまして、「高崎目線」という形で積極的な情報発信に努め、本市の知名度を高める活動を実施いたしました。  また、移住に係るオンライン相談窓口を設置したほか、移住に関心がある方が移住に関するキーワードをインターネットで検索いたしますと、その検索結果の最上部に高崎市のホームページに誘導するような広告を表示する、いわゆるリスティング広告、ディスプレイ広告、こういったものを実施いたしました。  実績でございますけれども、高崎市移住定住情報コーナーは、延べ約11万7,000件のアクセスがございました。また、フェイスブックページ「高崎目線」では、令和3年度に399件の投稿をいたしまして、延べ67万人に発信し、フォロワー数は令和3年度末時点でございますけれども、4,830人となり、令和2年度末と比較しましておよそ1.5倍の増加となりました。また、リスティング広告、ディスプレイ広告では、1,600万回以上の広告表示をいたしまして、5万5,000回以上のクリック数がございました。 ◆委員(堀口順君) 大分成果が出ているのだなというのを、今、御報告の内容を聞きまして、非常にこのSNS、実は私は大分苦手なのですけれども、やはり今、若い人たちはもう本当にこのSNSがツールということで、内容をさらにまた充実させていただいて、取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  もう一点、すみません。その項目の中の下から4段目になるのですか、高崎財団補助金ということで4,400万円ほどですけれども、若干200万円ちょっと前年度より予算が増えているのですけれども、その内容につきまして御報告願いたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) こちらの理由でございますけれども、令和3年度は、先ほども申し上げましたけれども、東京2020オリンピックの事前合宿事業として、ホストタウン相手国ですとかソフトボール日本女子代表を受け入れたのですけれども、その事前合宿に職員が帯同したことによりまして、職員手当の支出増によるものでございます。 ◆委員(堀口順君) 分かりました。了解です。 ◆委員(荒木征二君) 109、110ページの10目地域振興費、地域振興事業でふるさと納税につきまして、歳入に続けてお聞きしたいと思います。ポータルサイト使用料等々で、いわゆるふるさと納税のインターネット掲載ページを利用されて返礼品を紹介しているのだと思うのですけども、高崎での返礼品の売れ筋というのか、人気ランキングというのか、どの辺りの商品が高崎の中で選ばれているのか、代表のところだけでもお知らせいただきたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) 詳細な金額ですとか件数は控えさせていただきますけれども、株式会社原田様のラスクと、それから株式会社松村乳業様のハーゲンダッツが返礼品として多く選ばれている傾向でございます。 ◆委員(荒木征二君) 基本的なことをお聞きするようで大変恐縮なのですけども、ふるさと納税は目の色を変えてやる自治体もありますし、新聞沙汰になるような自治体もありますし、金持ちけんかせずというのですか、淡々とやっているところもあると思うのですけども、高崎市はふるさと納税という制度についてどのような姿勢で取り組んでおられるのか、現状をお知らせいただきたいと思います。 ◎企画調整課長[兼]コンプライアンス室次長(村上正和君) ふるさと納税制度が浸透する中で、高崎市の地場産品を全国に積極的にPRできる場と捉えております。今後も返礼品の新規開拓を進めまして、寄附金額の増大に寄与するよう努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) 歳入のところでもお聞きしまして、高崎は、勝ち負けではないのでしょうけれども、終始プラスで推移していますので安心しているのですけども、ぜひとも高崎のPRの場としても、また発展していただきたいと思います。また、返礼品も高崎にはいろいろな品物があって、様々よい品をピックアップしてもらいたいと思うのですけども、いわゆる体験型のイベントも返礼品としてとても人気があるように聞いています。いわゆるコト消費というやつです。こういったところで、まだ高崎には販路拡大というか、開拓の余地がたくさんあると思いますので、企画調整課の皆さんは大変忙しいことと思いますけども、いま一歩の御努力というか、発展をお願いしておきたいと思います。  今度は16目に飛びますので、121ページ、122ページで、情報推進費、高度情報化推進事業で、全体的なお話としてお聞きしていきたいと思います。いよいよデジタル推進が本格的になってまいりました。過日、サミットに合わせたデジタル担当大臣会議に高崎というか、Gメッセが選ばれたなんていうニュースもありました。ここでお聞きしたいのは、この高度情報化推進事業で、まず市民としてはどの辺りにデジタル構造改革のメリットというか、改革の成果として感じられるところがあるのか、市民向けということでお聞かせいただきたいと思います。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 市民向けの成果といたしましては、パソコンタブレット講習会、いきいきIT教室を開催させていただきました。令和3年度の開催実績といたしましては、市役所本庁舎及び各支所の7か所を会場といたしまして、27回の講習会を実施させていただきました。受講者人数は延べ239人となっております。今後の部分なのですけど、令和4年度におきましては今までのいきいきIT教室に加え、国が進めるデジタル活用支援推進事業を利用したスマートフォン教室、スマホ初級教室を地区公民館で市民向けに開催したいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) よく分かりました。ありがとうございます。  我々も再三訴えているところで、デジタルを活用した事務の効率化というところを高崎市にも追求してもらいたいと思っているのですけども、そういう視点で内部事務の効率化という観点から見た成果についても併せて御紹介いただきたいと思います。 ◎情報政策課長(木本弘幸君) 内部事務の効率化に向けた成果といたしましては、平成17年4月から電子決裁に取り組んでいるところでございます。令和4年8月における電子決裁の月間利用件数ですが、1,255件で、利用率は9.6%となっております。前年同月の709件、5.4%と比較いたしまして1.8倍の増加となっております。今後は、さらなる内部事務の効率化に向けた電子決裁を含めたところを検討してまいりたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) 丁寧な御説明ありがとうございました。電子決裁は伸び代しかないところですし、先進地はもう90%台まで乗せております。ペーパーレスという観点からも非常に有益と思いますので、100%にはならないのですね、これ。でも、90%には乗せられるそうなので、ぜひとも高みを目指していただきたいと思います。  もう一点よろしいですか。同じ目で、下の情報システム経費の中の端末機借上料とあるものですから、ここに関連してお聞きしたいと思います。先般、委員会でもお聞きしたのですけども、職員の1人1台パソコンというのが基本ベースであると思うのですけれども、この達成状況をお知らせいただきたいと思います。
    情報政策課長(木本弘幸君) 本市におきましては、平成13年度からイントラパソコンの配備を始めまして、令和4年4月現在、合計2,950台を配備させてもらっております。1人1台パソコンの達成状況ですが、事務職員への配備は既に1人1台の部分を達成させていただいております。事務職員以外の職員への配備は、業務に応じた適正な配備を行っており、今後の業務のデジタル化の流れに合わせ、1人1台パソコンの達成に向け、パソコンだけでなく、タブレットなどの利用を含めて検討、研究をしてまいりたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) 御丁寧な御説明ありがとうございました。我々が本当にうるさいように申し上げて大変恐縮なのですけども、繰り返すようですが、保育園も幼稚園もパソコンがなくてもできる仕事というわけでもないです。いまだに請求書だとか納品書を手書きで書いているような部署もありますので、デジタルで解決できることはデジタルで何とぞ対処いただくようにお願いを申し上げて、終わりにします。ありがとうございます。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  審査の途中ですが、この際暫時休憩いたします。 △休憩 ○委員長(時田裕之君) 審査の途中ですが、この際暫時休憩いたします。  午前11時46分休憩   ──────────────────────────────────────────── △再開  午後 0時58分再開 ○委員長(時田裕之君) 定刻前ではございますが、皆様おそろいですので、会議を再開いたします。  休憩前に引き続き審査を行います。  なお、荒木委員、発言時間残り3分ですので、よろしくお願いいたします。  それでは、127ページをお開きください。  2項文化スポーツ振興費について御質疑ありませんか。 ◆委員(石川徹君) 2款2項3目の、ページは131から134ページになっていますけれども、文化施設費ということで、箕郷文化会館運営事業、そしてまた新町文化ホール運営事業、そして榛名文化会館運営事業、吉井文化会館運営事業ということで、4つの文化施設に対して運営事業を示してあるわけでございますけれども、昼食後の最初で申し訳ないけれども、私はちょっとこのことについて、地域の合併町村の議員として一回聞こうと思っていたものですから、お願いしたいと思います。まずは、今のこういう会館の状況なのですけれども、これまでこの4つの会館、もちろん合併前にできた会館でございますけれども、この役割は大きなものがあったなと私は思っているのです。例えば成人式の会場になったり、また各種講演会の会場になったり、そしてまた地域の者が例えばカラオケや舞踊や、そういったものの発表会に使ったと、大変こういう思い入れのあるような会館になって、これまで来たような気がします。そして、そのような中、いろんな話を聞きますと、ある会館では雨漏りがするとか、またいろんな状況が変わってきて、大分劣化してきているというようなことも聞いております。まずは、この4つの会館の建築年数というのはどのくらいになっているのかなということと、もちろんもう古いことは言うまでもございませんけれども、これからこの補修、またこれから建て替えというような話も出る可能性もある中で、今後市はこの維持管理、こういったものについてどのような考えを持っているのかお伺いしたいと思います。お願いします。 ◎文化課長(小峰好恵君) 各支所地域には4館の直営文化会館がございまして、建築年数は箕郷文化会館が30年、新町文化ホールが34年、榛名文化会館が29年、吉井文化会館が42年となっております。改修予定につきましては、今のところ具体的な計画はございませんが、毎年定期点検を実施し、必要に応じて改修や修繕を実施しているところでございます。 ◆委員(石川徹君) お答えいただきましたけれども、確かに、今吉井文化会館は42年というお答えでしたけれども、大変長い、古いものになっていますけれども、箕郷文化会館、また新町、榛名については30年ぐらいの絡まりでしょうか。そういった状況であるわけでございますけれども、先ほど言いましたように、いろんな面で我々地域の、近隣の住民にとってはシンボル的存在であり、思い出のある建物でございまして、できる限り一日でも長く大事に大事に保全、保存する。またこれから直していくとすれば、もちろんこれはランニングコストもどんどんかかってくるでしょうけれども、大事にするということは大きな意義のあるものだと私は思うのです。これからの改修予定については具体的な計画はないというお話でございますけれども、これからも大事に大事に定期点検をしたり、必要に応じて改修、修繕をしていくという今のお答えでございます。ぜひ長く使い続けられるようにしていただきたいなと思っております。  また、これは余談なのですけど、これは私の要望ではなくて市民の要望なのですけれども、この文化会館、私のほうの箕郷町の文化会館なんかもそうですけれども、今ページをちょっとはぐってもらえば分かるのですけれども、元の歳入のほうですけれども、78ページ、企画文化事業収入が以前よりも大変少なくなっているのです。このコロナ禍でこういったこともやむを得ない、そういった人集めといったことは密になるのでということで大きなあれがあるのでしょう。このコロナもある程度になってきたら、いろんな企画を住民からもやってくれと、ぜひ活発な文化会館、前のようにいろんな企画事業を起こして楽しめる、そんな文化会館になってほしいということの声が大変私のほうにも来ています。そういった中で、これからコロナが収まったら、ある程度になったら、ぜひ積極的に文化会館事業を推進していただきたいということの要望も付け加えておきます。以上です。ありがとうございました。 ◎市長(富岡賢治君) 石川委員のおっしゃることはよく分かります。ハイレベルの催物はやっぱり高崎芸術劇場とか、そういうところでやってもらうことになりますし、大きな規模は音楽センターがありますから。それぞれ地域の文化会館は、それと張り合うというのではなくて、やはりその地域で考えた、企画したいいものを、多少小ぶりではありますけれども、工夫していただくということが必要でありますけれども。会館というのは、建物というのは、生意気なことを申し上げますけど、年数で決めるものではなくて、やっぱり状態を点検しながら将来構想を考えていくわけで、だんだんですね。そういう意味でいうと、維持費が本当にぎりぎりまで来てしまったという状態になったら話は別ですけど、それまではおっしゃるとおり大事に大事に使っていくということで、これは30年たったから、40年たったから直さなければいかぬというふうなものではないと私は思っていますので、これは維持をしっかりしていくということはよく注意してまいりますけど。  ただ、その存在というのは貴重ですけど、それぞれの地域でかなり工夫していただかないと、知恵を出していただかないとやっぱりいけないので、あてがいぶちの催物だけをやっていったのでは、それは大したことないということになって、やっぱりそれぞれ地域の特色でやっていっていただく、箕郷なんかでもすばらしい素人演劇だとか素人のミュージカル、アマチュアの方のミュージカルなんかなかなか面白いものを工夫していただいています。あれは、ほかの文化会館にはありませんから。そういう工夫をしていただいて頑張っていただかなくてはいかぬと思いますので、もちろんできるだけそういう企画を応援できることはしてまいりますけれども、建物はすぐ計画をつくるというような段階では今ないなと思っています。しかし、よく注意してはまいります。御趣旨はよく分かっています。 ◆委員(石川徹君) 今市長さんからありがたい、私も思っているようなことをおっしゃっていただけたかなと思っております。ぜひ、建物も年数だけではないと今市長さんのお話でございますけれども、大事に大事に、我々のいろんな思いの籠もった施設でございますので、大事に使っていくということ、これがまた大事だと思うのです。だから、今の年数ではなくて、大事にこれからも使っていくように、いろんな必要に応じた修繕、補修、これはもちろん大事ですけれども、ぜひそういったところから施設を大事に見ていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。 ◆委員(大河原吉明君) 129ページの2款2項2目高崎光のページェント開催補助金3,900万円についてなのですけれども、この内容についてお伺いします。 ◎文化課長(小峰好恵君) 高崎光のページェント開催補助金は、その開催を支援するために費用の一部を補助するものです。総事業費の82%が電気代を含めた電飾等の施工費となっておりまして、残りについては関連イベント費、広告宣伝費、警備費などとなっております。 ◆委員(大河原吉明君) この補助金は、主にイルミネーションを購入しているというよりは、そういう施工費、電気代などの補助をしていることが分かりました。このページェントも御好評の声が届いておりますので、引き続きしっかりとした運営をよろしくお願いいたします。 ◆委員(松本賢一君) 146ページ、備考欄の二重丸2つ目ですけれども、新町防災体育館(仮称)建設事業ということで記載がございます。この決算の段階では新町防災体育館(仮称)ということですけれども、新町防災アリーナというふうに名称を決めていただきまして、令和3年度で完成したということでこの記載をしていただいております。もう既にオープンをして使っていただいているわけなのですけれども、この新町防災アリーナに関しての市民の反応はいかがだったでしょうか、何か届いている声があったら御説明いただければと思います。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) 新町防災アリーナが開館してからの様子でございますが、毎日空きがないほど利用予約がいっぱいの状態であり、大勢の方に御利用いただいております。利用者からは、明るくて使いやすい、設備や器具も充実しており、快適に練習できると満足した声を頂いております。また、外から直接屋上に避難できてよい、避難できる施設が近くにできたことで安心できたなど、防災施設として期待する声も多くございます。 ◆委員(松本賢一君) これは地域住民の待望の体育館であり、また避難所ということで、施設を新しく造っていただいて、画期的な防災アリーナだというふうに思っておりまして、本当にありがたく感じております。早速に、ここの元の芝生広場だったところで、新町商工会青年部の人たちが新町フェスタというイベントを開催したりとか、重ねてきたわけなのですけれども、建設期間中は開催できなかったのですけれども、今年は9月にまたそれを開催するということで、防災アリーナを利用させていただいて、地元の新町駐屯地の方にも展示を協力していただいて、災害派遣の様子だとかも披露していただいたりとかということで、この防災体育館、アリーナの活用については地域の人が積極的に活用していこうということで今動いている。また、新町第一小校区の地域づくり活動協議会のほうも、みんなで防災訓練をここを活用してやるということで、これは決算のところとちょっとずれてしまって申し訳ないのですけれども、そのように有効に活用がされるというふうに思っております。本当にこういう施設を造るに当たって、防衛省からの民生安定施設の整備の補助金とか、難しい補助のほうもしっかりと確実に調達する努力をしていただいて、完成させていただいたということで、本当にありがたく思っております。 ◆委員(依田好明君) 129、130ページで、先ほど高崎光のページェント開催補助金というのがあったのですけど、それから少し下に高崎音楽祭開催補助金がありまして、4,000万円ほどあるのですけれども、昨年度の内容と、大きく増額になった理由について確認したいと思います。 ◎文化課長(小峰好恵君) 令和2年度の高崎音楽祭は、決算額500万円となっておりますが、開催に向けて準備を進めておったところでございますが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止となりました。決算額は、中止に係る広告宣伝費や事務経費でございます。令和3年度の高崎音楽祭は、通常開催されまして、新型コロナウイルス感染症が発生する以前の開催規模に戻ったため、決算額は令和元年度と同様となっております。 ◆委員(依田好明君) ありがとうございます。 ◆委員(堀口順君) 2項3目の133ページ、134ページの美術館運営事業の中で、一番上の嘱託報酬等につきまして4,300万円ほどで、前年度に比べてある程度金額が増えているのですけれども、この辺のところの内容をお答えください。 ◎美術館副館長[兼]事務長(高橋弘之君) 増額の要因は2点ございまして、1点目は令和3年度に再任用職員から嘱託職員へと任用替えを行ったことでございます。2点目につきましては、榛名湖アーティスト・レジデンスの嘱託職員の報酬につきまして、令和2年度は榛名湖アーティスト・レジデンス運営事業から支出をしていたのですが、令和3年度からは市美術館、タワー美術館、山田かまち美術館の嘱託職員などと同様に美術館運営事業から支出をしたこととなります。こちらが増額の要因となっております。 ◆委員(堀口順君) 分かりました。美術館が高崎市には2つほどあるということで、これは県外のところに視察に行ったりすると、高崎市さんは本当に美術館が2つあるってすごいですねとよく褒められるのを経験しております。いずれにいたしましても、この企画において、市民の皆さんの、私もそうなのですけど、たまにしか私も行かないのですけれども、興味をそそるような企画をぜひ今後もしっかりと進めていっていただきたいと思います。  続けてよろしいですか。137ページ、138ページの指定管理施設維持管理事業の中の文化施設指定管理料ということで、かなりの大きな金額が出ております。もちろん先ほども出ました文化会館等もいろいろ含めてのものだと思うのです。その中に、タゴスタジオさんのものも入っているかと思うのですけれども、改めましてタゴスタジオさんの金額というのはどのくらいだったのか確認させてください。 ◎文化課長(小峰好恵君) 指定管理施設維持管理事業のうち、高崎サウンド創造スタジオに関連する経費は、指定管理料3,147万2,000円、施設の賃貸料1,254万円、計4,401万2,000円でございます。 ◆委員(堀口順君) タゴスタジオさん、最初の狙いの中で、東京首都圏が非常にスタジオ料が高いと。そういう中で、高品質な形での音楽スタジオを本市において発信をしていくと、そしてまたレコーディングまで持っていくと、こういう趣旨で発足したわけでございます。いろいろな形で今までも実績はございますけれども、今後もしっかりと進めていただきたいと思うのですけれども、1点ちょっと確認させてください。先般ヘッドホンバーというような形でのものが何かあるというようなことをお聞きしたのですけれども、この辺は、この施設料に含まれているのかどうなのか、ちょっとそれだけ確認をさせてください。 ◎文化課長(小峰好恵君) ヘッドホンバーにつきましては、高崎市の指定管理に係る事業ではございません。 ◆委員(堀口順君) 了解いたしました。  あと1点だけ、すみません。同じ137ページのスポーツ振興費の中の一般経費で、下から2行目の特定体育施設奨励金ということで約440万円ほど、ちょっと私も勉強不足ではっきり分からなかったので、確認させてください。これほぼ同額なのですけれども、こちらはどのような奨励金ということなのか、内容的にお知らせ願いたいと思います。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) この特定体育施設奨励金でございますが、島野町にございました旧ウェルサンピア高崎が平成22年に民営化されました。その民営化に当たりまして、市民の健康と福祉の増進に寄与することを目的に、屋外プール及び屋内スケート場、夏季は体育館として使用しておりましたが、この2施設を市民に開放し、運営していただくよう、高崎市が要望いたしました。この継続を要件に、この奨励金を交付するようになったものでございます。交付額につきましては、固定資産税相当額となってございます。 ◆委員(堀口順君) 分かりました。サンピアさんですか。そうすると、サンピアさんはこのたび指定管理というか、経営者も替わったのですけれども、たしかスケートとか、そういうのもやらなかったような気がするのですが、今後はどのような扱いになるのですか。 ◎スポーツ課長(宇津木金刀也君) ニューサンピアにつきましては、令和4年3月末をもちまして営業を終了しておりますので、令和4年度以後の支出は予定されておりません。 ◆委員(堀口順君) 了解しました。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  145ページをお開きください。  3項徴税費 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 149ページをお開きください。  5項選挙費 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 153ページをお開きください。  6項統計調査費 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 155ページをお開きください。  7項監査委員費 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 157ページをお開きください。  3款民生費1項社会福祉費 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 253ページをお開きください。  8款土木費3項都市計画費 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 259ページをお開きください。  9款消防費について御質疑ありませんか。 ◆委員(堀口順君) 263ページ、264ページになります。災害対策費の中の上から2番目、防災情報放送システム整備委託料ということで計算されております。これの内容につきましてちょっとお知らせ願いたいと思います。 ◎防災安全課長(中村剛志君) 本システムは、災害時において、職員のスマートフォンなどに専用ネットワーク、名称がタイムラインというものなのですけれども、それを入れることで、現在災害現場でどのようなことが起きているのかなどの情報を職員間で共有するシステムでございます。具体的な例を挙げますと、大雨により冠水している道路など、職員が現場に出向き、写真や動画を専用ネットワークに送信することで、システムを共有している職員間で情報が共有され、迅速に対応が取れるものでございます。現在防災安全課、建設部など、災害対応部局で本ネットワークを運用しているところでございます。(後刻発言の訂正あり) ◆委員(堀口順君) 非常にスムーズにいく形でのシステムだというふうに理解いたします。本当に防災は1分1秒を争うというような場面も出てくるのかなというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いします。  よろしいですか、続けて。また、その2つ下に、庁内防災情報共有システム使用料ということで100万円ほどありますけど、こちらに関してもお知らせ願いたいと思います。 ◎防災安全課長(中村剛志君) 災害時における避難所環境の充実を図るため、備蓄資機材を購入いたしました。資機材の内容でございますが、停電対応といたしましてカセットガスとガソリンの2種類の燃料で発電が可能な発電機やLED投光器、また、高齢者や要配慮者など、避難所生活の疲弊の対策として、軽量で簡単に組立てが対応できる段ボールベッドのほか、更衣室などのプライベート空間を確保できる簡易テントなどを購入いたしました。設置場所につきましては、避難所に指定されている市内小・中学校や高校のほか、武道館、中央体育館、中央公民館など、85か所に設置させていただきました。 ◆委員(堀口順君) 備品というか、今備品のほうの購入の2,400万円の御説明いただいております。非常にこの辺のところも避難所の中の充実ということに関して、一歩一歩進めていただいているのだなというふうに思っております。今後に対しても、例えば先ほどちょっとお昼休みの時間に、台風14号に備えてもう九州のほうでは、先ほども出ました段ボールベッドを配備している、準備しているなんていうことが放映されておりました。いずれにいたしましても、災害時の場合には、避難している方々ができるだけ不便のないように、ぜひ今後ともこの備品に関しては順次充実をさせていただいて、避難所がしっかりと市民の居場所というのですか、避難所になることを加えてよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。────質疑を終結いたします。  309ページをお開きください。  10款教育費9項大学費 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 311ページをお開きください。  11款災害復旧費4項その他公共施設災害復旧費から  12款公債費まで (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 317ページをお開きください。  13款予備費 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 以上で一般会計の審査を終わります。  次に、特別会計の審査を行います。  牛伏ドリームセンター事業特別会計の審査を行いますので、395ページをお開きください。  歳入 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 399ページをお開きください。  歳出 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 以上で特別会計の審査を終わります。  次に、調書の審査を行いますので、455ページをお開きください。  財産に関する調書 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 473ページをお開きください。  基金運用状況に関する調書 (質疑なし) ○委員長(時田裕之君) 以上で調書の審査を終わります。  これより議案第67号の所管部分を起立により採決いたします。  本案を認定することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(時田裕之君) 起立全員です。  よって、議案第67号の所管部分は認定すべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △請願の審査  請願第3号 日本政府に核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書の採択について ○委員長(時田裕之君) 次に、請願の審査に入ります。  請願文書表を御用意いただき、2ページをお開きください。  請願第3号 日本政府に核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書の採択についてを議題といたします。  まず、請願の趣旨について、紹介議員として依田議員から簡潔に説明をお願いいたします。 ◎紹介議員(依田好明君) 請願第3号 日本政府に核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書の提出に関する請願について、紹介議員として趣旨説明をさせていただきます。  本請願の冒頭には、広島、長崎に投下された原爆で21万人もが命を落とすという悲惨な被害があったこと、そして生き残った人たちと多くの日本国民の悲願であった核兵器禁止条約が2017年に国連加盟国の3分の2に当たる122か国の賛成で採択となって、歴史的な一歩を踏み出したことが述べられております。条約は、核兵器がいかに非人道的兵器であるかを訴え、核兵器の使用はもとより、開発、実験、生産、製造、取得、貯蔵、移譲、受領、使用の威嚇などを全面的に禁止し、抜け穴を許さないものとなっております。核兵器禁止条約は2021年1月22日に発効し、現在86か国が調印し、66か国が批准国となっております。  今年8月1日から26日に、アメリカのニューヨークの国連本部で開かれた第1回核不拡散条約(NPT)再検討会議では最終文書を合意できず閉幕しました。言わば2回連続で決裂しました。核兵器廃絶に取り組む日本原水爆被害者団体協議会などは、NPTだけでは核兵器のない世界は実現できないとして、日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める声明を出しております。ところが、日本政府は核を保有する米、英、仏、中、露の5か国が参加していないからと、否定的です。岸田首相は、NPT体制の維持、強化こそ現実的な道だと答えています。広島県出身であり、核兵器廃絶がライフワークだと言っておりますけれども、このような姿勢では、核兵器廃絶はいつ実現するのか分からないとの批判も出ております。確かにロシアがウクライナ侵略に際して核の使用をほのめかすという憂慮すべき状況ではありますが、悲劇を知る唯一の戦争被爆国である日本政府こそ、核保有国との橋渡し役を明言している立場から、今こそ積極的な役割を果たすべきであります。ところが、核兵器禁止条約締約国会議に背を向けて、オブザーバー参加さえしておりません。6月に核兵器禁止条約締約国会議が開かれ、オブザーバー参加は20か国以上で、NATO(ナトー)加盟国のドイツとノルウェー、あるいはNATO加盟を申請したばかりのフィンランドとスウェーデンも含まれております。アメリカの核の傘の下でもオブザーバー参加は不可能ではないのです。
     先日、市民クラブから日本政府に核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を求める意見書案が出されましたが、唯一の戦争被爆国である日本が核兵器のない世界を目指すため、国際社会でリーダーシップを取るべきという点で全く同じ問題意識を持っておりまして、賛同するものです。そして、広島、長崎の市長は、そろって日本政府へ核兵器禁止条約の署名、条約批准を求めております。また、全国の全自治体の36%に当たる639自治体、そして県内でも太田市、富岡市、安中市など21自治体が日本政府へ条約参加、調印、批准を求める意見書を上げているわけなのです。  どうか、日本政府にこの核兵器禁止条約への賛同と推進を求める意見書の提出を求める請願に対し、ぜひ採択の立場で賛同されることを求め、趣旨説明といたします。 ○委員長(時田裕之君) 次に、本件について執行部から何か発言はありませんか。 ◎副市長(齋藤逹也君) 執行部からは特にございません。 ○委員長(時田裕之君) それでは、本件に対し、御質疑、御意見がありましたらお願いします。────質疑等を終結いたします。  それでは、本請願の取扱いについて、採択、不採択、継続審査がありますが、各委員の御意見をお聞きしたいと思います。 ◆委員(大河原吉明君) 先ほど趣旨説明の中にもありましたけれども、今年の6月、オーストリアで核兵器禁止条約の初めての締約国会議が開催されました。日本に対して、唯一の被爆国としてオブザーバー出席を求める声が上がっていましたが、日本はこの会議に出席をしませんでした。政府は、この会議に出席しなかったことについて、核兵器保有国は一国もこの条約に参加していないこと、まずは唯一の同盟国であるアメリカとの信頼関係の下に、現実的な核軍縮、不拡散の取組を進めるところから始めていくべきと説明しています。日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、核兵器のない世界に近づいていくためには、日本はアメリカと歩調を合わせて一歩ずつ現実的なその取組をしていくこと、核拡散防止条約、NPTで意義ある成果が得られるように力を尽くすことが重要であると認識しております。  また、世界の脅威から国民を守ることは国の専管事項であり、その手段や優先順位などについては一自治体がそれについて触れることよりも、国会における慎重な審議に委ねることが適切であると考えます。  以上の理由により、核兵器廃絶という大きな目標には共感、賛成しますが、この請願に対しては不採択でお願いします。 ◆委員(荒木征二君) 核兵器禁止条約の存在意義につきましては、私も深く共感するところでございますし、核のない世界というのは、日本国民の一人として私も強く願っていることでございます。  そういう中で、先ほど紹介議員からも話が出ましたとおり、私どもからは核兵器禁止条約締約国会議にオブザーバー参加を求める意見書を今回提出させていただきました。言わんとするところは、今、日本政府が取っている核兵器保有国の参加する枠組みの中で核兵器廃絶の道しるべを取っていきたいという方針、現実的に取らざるを得ないというこの方針には一定程度理解するところで、理想としてはもちろん核兵器禁止条約に批准というところと思いますが、まず現実に歩むべきは、まずはオブザーバー参加をして、日本の立場を各国に説明をするというところが現実的な第一歩だろうというふうに考えるところでございます。今般、議会運営委員会のほうに提出しまして、各会派で御審議いただいているところと思いますので、今回取扱いについては継続でお願いします。 ◆委員(依田好明君) 核を保有する国々がこの核兵器禁止条約に参加していないからと、現実的でないという意見もあるわけなのですけれども、私自身も何度か広島を訪ねまして、その中で生き残った被曝者から生々しい被害の実相を聞きました。こんな恐ろしい核兵器は地上からなくさなくてはいけないと、被爆者と同じ思いでありました。核兵器の怖さを本当に知っている日本の被爆者の声を実現したのが今回の核兵器禁止条約であり、そのところに政意があるわけですし、署名し、条約批准をすることが求められていると思うのです。ですから、日本政府にこのことを強く求めていく姿勢ということでこの請願に賛成でございます。採択でございます。 ◆委員(堀口順君) 私どもは、先ほど荒木委員からも申し上げたとおり、批准に対してのこの会議にはオブザーバー参加ということでの意見書を提出しておりますので、そういうことで趣旨には非常に賛同はするのですけれども、そういう立場から継続ということでよろしくお願いいたします。 ◆委員(飯塚邦広君) 趣旨は理解できるのですけども、不採択ということでお願いします。 ◆委員(松本賢一君) 核兵器を廃絶して平和な世界にしようということで、その思いと趣旨は理解できますけれども、その手順、方法、そういうことに関してこの請願書の内容については賛同いたしかねるところがございますので、不採択とさせていただきたいと思います。 ◆委員(石川徹君) 不採択でお願いします。 ◆委員(田中治男君) 不採択。 ○副委員長(中村さと美君) 趣旨は理解いたします。高崎市としましては核兵器廃絶平和都市宣言なども行っておりますので、そういった意味では理解は示すのですけれども、ただ日本が核保有国と非保有国の橋渡し役を担うのであれば、核保有国には核廃絶の意義を理解させることが必要だと思われます。そのために、核保有国に不拡散と核軍縮の義務を課しているNPTから核軍縮進展による核兵器禁止条約加盟までの道筋をまず示すことが重要ではないかと思われますので、不採択でお願いいたします。 ○委員長(時田裕之君) それでは、これより請願第3号を起立により採決いたします。  本請願を採択することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) ○委員長(時田裕之君) 起立少数です。  よって、請願第3号は不採択とすべきものと決しました。   ──────────────────────────────────────────── △審査終了 ○委員長(時田裕之君) 以上で本委員会に付託された議案及び請願の審査は全て終了いたしました。  審査に当たり、円滑な委員会運営に御協力いただき、ありがとうございました。  なお、委員長報告の作成については私に一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。                  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(時田裕之君) それでは、そのようにしたいと思います。  以上で本日の議題を終わります。                                         午後 1時39分   ──────────────────────────────────────────── △報告事項 ・第22回市民の声アンケートの実施について ○委員長(時田裕之君) 次に、報告事項に入ります。  第22回市民の声アンケートの実施について説明をお願いします。 ◎広報広聴課長(松田和也君) 第22回市民の声アンケートの実施について御報告させていただます。  市民の声アンケートは、昭和47年に第1回調査を開始して以来、おおむね2年に1回のペースで実施しておりまして、今回が22回目となります。アンケートの目的でございますけれども、市民の皆様の市政に対する意識や要望などを把握し、今後の行政運営や施策の立案などの基礎資料とするため実施するものでございます。調査は高崎市全域で、満18歳以上80歳未満の市民6,000人を対象に実施します。抽出方法は、令和4年8月1日現在、1年以上高崎市に住民登録されている市民の中から無作為に抽出します。アンケートは、10月中旬に対象となった市民へ郵送し、10月下旬までに返送していただく予定でございます。なお、今回からウェブでのアンケートの回収、回答ができるように対応しております。資料に記載はございませんが、前回の回収率は53.1%、前々回の回収率は49.1%でした。今回からウェブでの回収が可能となりましたので、前回を超える回収率となることを期待しております。  続きまして、アンケート調査用紙を御覧ください。アンケートの内容でございます。アンケート用紙の2ページ、まず回答者御自身のことについてから調査がスタートします。性別、年代、居住地域、職業、世帯構成について伺い、伺った調査項目を基本属性として、市政全般、各施策の調査項目を属性別に集計させていただきます。調査項目は、市政全般について伺いますということで、問1から2ページ、3ページ、4ページとございます。5ページに行くと、各施策について伺います。問8の観光振興から、最後、問15の市のホームページについての設問となっております。各設問につきましては、基本的には継続性を重視し、前回との比較についても調査しますので、前回の内容とほぼ同様の設問となっております。内容や具体的な設問については以上となります。なお、委員会終了後、全議員に資料を配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(時田裕之君) 説明は終わりました。  本件に対し御質疑等ありましたらお願いします。────なければ本件を終結いたします。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長(時田裕之君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。 ◎総務部長(曽根光広君) 恐れ入ります。委員長のお許しを頂けるようでしたら、先ほど審査が終わりました議案第67号、決算認定議案の執行部側の答弁に一部誤りがありましたので、訂正をさせていただきたいのですが、いかがでしょうか。 ○委員長(時田裕之君) はい、どうぞ。 ◎総務部長(曽根光広君) ありがとうございます。  堀口 順委員の御質問だったのですが、9款1項5目災害対策事業、264ページのところでの最初の質問で、上から2つ目の防災情報放送システム整備委託料、こちらの御質問のときに、防災安全課長が勘違いをしまして、上から4つ目の庁内防災情報共有システム使用料に係る内容の答弁をさせていただきました。上から2つ目の防災情報放送システム整備委託料につきましては、市内の学校等の公共施設に防災スピーカーを整備させていただくもので、この防災スピーカーにつきまして、令和3年度は建設中の新町防災アリーナ、これは当初の新町防災アリーナの建設計画の中にはなかったのですが、防災機能を持つ防災アリーナに防災スピーカーを設置することを追加いたしまして、それに係る委託料ということで192万5,000円が決算として出ているものでございます。  なお、4つ目の共有システム使用料のときに備蓄に関する答弁をさせていただきましたことを併せておわび申し上げます。 ○委員長(時田裕之君) 堀口委員、よろしいですか。 ◆委員(堀口順君) はい。 ○委員長(時田裕之君) なければ、この際、委員の方々から執行部に対しお聞きしたいことがありましたらお願いします。 ◆委員(荒木征二君) 防災絡まりで、連続してすみません。今ハザードマップ改訂中ということで、お聞きというか、要望申し上げたいと思います。Gメッセ群馬は、施設見学も私どもはたびたびさせていただきまして、マンホールトイレが完備されているとか、万が一のときには共同炊き出しができる設備が整っているとか、もろもろ様々な施設が整っています。その中で、今回一般質問の中でも後藤議員が触れられておりましたが、烏川右岸地域の水災害時の避難所というのは少し心配なところがあります。これは、ぜひともということでお願いしたいのですけども、万が一水災害が発災した場合に、Gメッセ群馬を指定避難所に加えていただけないかということ。それから、烏川右岸地域は私も指摘させていただいたところなのでけども、ありがたいことに車中避難場所を設定していただいているのですが、烏川右岸地域で使いやすい車中避難場所というのは実はないので、Gメッセ群馬の立体駐車場は車中避難に最適な設備だろうと思っています。県の施設ですので、とてもとても難しいことは分かっておるのですけども、この辺りにつきまして、市の現在の御見解をお示しいただきたいと思います。 ◎防災安全課長(中村剛志君) Gメッセの指定避難所や車中避難場所としての活用についての御要望でございますけども、Gメッセは現在鉄道やバスを利用し、駅に滞在した帰宅困難者が一時的に滞在する場所として、令和2年に広域避難場所として、群馬県と利用に関する協定書を締結しております。指定避難所や車中避難場所についての利用につきましても、今後管理している県に対し相談させていただきたいと考えております。 ◆委員(荒木征二君) 課長おっしゃるとおり、県の施設に市が指定するというのはとても難しいことと思うのですけれども、大変有効な手だてかなと思いますので、ぜひとも研究を進めていただきますように重ねてお願いを申し上げます。 ○委員長(時田裕之君) ほかにありませんか。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長(時田裕之君) なければ、以上で本日の総務常任委員会を閉会いたします。                                       午後 1時47分閉会...